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移動用のスパッド装置を設備しています。スパッドは2本で1本は船体中央、もう1本は船尾に備え付けてあります。
この装置を使うことで、作業中に押船やアンカーワイヤーなどの補助なく、移動することができます。
システムは操作室から1人で操作しています。この技術は株式会社小島組さんが特許を取得されています。
日々現場へ入域する際に、作業位置へ迅速に移動できます。
作業中は常に作業位置を確認することが出来ます。
浚渫作業を安全かつ高効率に行います。
これまでのグラブバケットで土砂をつかむと真中に山形の掘残しできましたが、本船搭載の「水平掘制御システム」によりこの欠点を解決することができました。
「水平掘制御システム」とは、グラブバケットが巻下げから設定速度に近づくと自動軽減され、設定深度で停止すると水平掘削が開始されます。 グラブバケットを閉じ始めると、水平掘削制御器は最適な水平掘削値と実際にグラブバケットが降下した深さをリアルタイムで比較し、理想的な掘削軌跡により近づける補正指令を連続して送り、グラブが全開になるまで制御が行われます。
このシステムを使用することにより、薄層での水底土砂を薄く均一に浚渫することが実現でき、余掘り厚を最小限にした浚渫が可能となりました。
水底地盤の広い面積を薄く浚渫できるため、仕上掘りが効率よく出来るようになりました。
バケット搬入状況1 トレーラーにて組立場所にバケットを陸上輸送 |
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バケット搬入状況2 クレーンにて積み下ろし |
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シェル組立1 グラブバケットのシェル部分を組み立て |
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シェル組立2 左右均等になるよう微調整を行い組み立てる |
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フレーム組立1 本船ワイヤーとの連結部分なので厳重に組み立てる |
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フレーム組立2 本船ワイヤーとの連結部分なので厳重に組み立てる |
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フレーム取付1 組立てたフレームを取り付けていく |
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フレーム取付2 組立てたフレームを取り付けていく |
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シェル部分とフレームとの合体1 グラブバケットの容姿がわかるようになる場面! |
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シェル部分とフレームとの合体2 接続部分も厳重に確認 |
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バケット完成〜船体取付1 最終確認後、本船に設置 |
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バケット完成〜船体取付2 設置後、動作確認後に組立て完了! |